TORIMAX

鶏用の混合飼料(機能性微生物)TORIMAX(トリマックス)は、2つの異なる菌を有効成分として含む、非常にユニークな機能性微生物を主成分とした混合飼料です。

バチルス・リケニフォルミスが酵素を産生し、ラクトコッカス・ラクティスの死菌体が免疫賦活機能を有します。これにより、TORIMAXを鶏に与えることで、鶏の健康と生産性の向上が期待できます。
TORIMAXは、すでに東南アジアの養鶏業者から高い評価を受け、飼料転換効率(飼料要求率)の改善などのフィードバックを受けております。また、日本国内では混合飼料として農林水産省に届出を行っております。

添加量:飼料に0.05%となるように添加
使用期限:製造年月より2年

PowerLac

PowerLac(パワーラック)は熱不活性化した乳酸菌を含む水産養殖用の混合飼料です。

主成分の乳酸菌のラクトコッカス・ラクティス D1813株は、天然のクルマエビの腸管から分離されました。クルマエビに投与することで、体重増加や抗病性の向上が期待されます。遺伝子発現レベルの調査により、PowerLac投与後のクルマエビでは、消化酵素や各種免疫関連遺伝子の発現量が増加することが明らかになりました。

また、ティラピア(魚)への投与でも同様に体重増加、飼料転換効率(飼料効率)、生存率などが改善されており、エロモナスの人為感染試験においても高い生存率が得られました。エビと同様に魚に対しても日常の健康管理に用いることができます。

国内では混合飼料として届出・販売されています。また、インドネシアやバングラディシュなどの主要なエビや魚の養殖生産国に輸出され、養殖業者から高い評価を受けており、ロングセラー商品となっています。

添加量:飼料に0.1%~0.2%となるように添加
使用期限:製造年月より2年

混合飼料D203

混合飼料D203は、バチルス・アミロリケファシエンス D203株を主成分とする機能性飼料です。

D203株は有明海の干潟から分離され、様々な微生物に対して抗菌活性を示すとともに、高い有機物分解能を持っています。耐熱性芽胞を形成するため90℃程度までの飼料製造工程で添加・混合することが可能です。また、飼料添加物GLPに準じて、急性毒性などの各種安全性試験が実施されています。

国内では混合飼料として届出・販売されています。さらに、主要なエビや魚の養殖生産国であるインドネシアなどには、製品名「ARIAKE1」で輸出され、養殖環境の改善に寄与しています。

添加量:飼料に0.1%~0.2%となるように添加
使用期限:製造年月より2年